【Slay the Spire】サイレント評価 アタック編
B
ダッシュ
攻撃と防御が同時にできるアタック。1層で拾えると心強い。コストこそ重いがまとまったブロックを得られるので2層以降でも腐りにくい。攻撃を防ぐよりもさっさとミニオンを処分したいグレムリンリーダーやレプトマンサーが苦手。
略奪
次のターン2ドローができるアタック。十分なエナジーが残っている状態で手札が多ければそのターンの最善手が打ちやすい。実際苦手と言える相手は特におらず、サイレントのアタックでは優秀な部類であることは間違いない。
騙し討ち
天賦のついた0コスト使い切りアタック。言うまでもなく速攻に適している。スレイバーズやレプトマンサーに強くなれる貴重なカード。使った後は廃棄されるので毒デッキに入れやすいのも成績が良くなっている一因か。
ガラスのナイフ
1コストにも関わらず16(24)ダメージを叩き出すアタック。代償として使用するごとに2x2ダメージ下がる。初撃の火力が高いので速攻に向く。体力の少ない敵がほとんどの序盤では非常によく輝くが、後半になるにつれ不利な敵が多くなっていく。それでも序盤が辛いサイレントからすれば重要なカードだろう。
ダイ、ダイ、ダイ!
敵全体に13(17)ダメージを与える使い切りのアタック。1層はもちろん、スレイバーズやグレムリンリーダーに強いのは有り難い。しかし使用後は廃棄されるので長期戦になりがちな相手には弱い。他の対抗手段を用意しなければならない。
C
ダガースロー
1ドロー1ディスカードの追加効果があるアタック。手札枚数自体は減ってしまうものの、捨て札にすることで効果を発動するカードやレリックとのシナジーがある。ダメージ量やシナジーの違いからか、基本的にはやぶさ斬りよりも成績がいい。
毒の一刺し
毒を付与することができるアタック。火力も出しやすく、1層での勝率は高い。毒デッキの場合は最後まで活躍してくれるが、そうでない場合は他のアタックと大差なくなってくる。また、1層でもセントリーズとスライムボスは苦手。
五月雨ダガー
2回攻撃かつ全体攻撃のアタック。なぎ払いよりも筋力の補正がかかりやすいが脱力などによる威力の減衰も大きい。しかし集団戦に強いことは確かなのでAoEがない場合は1枚はピックしたいところ。
フルアタック
ランダムに手札を捨てるデメリットを持つ全体攻撃のアタック。全体攻撃にしては攻撃力が高いので集団戦では役に立つことの方が多い。しかし長期戦になるとデメリットが無視できなくなる。ディスカード系のレリックがあると心強いか。
終わりなき苦痛
ドローで手札に加わると複製が手札に加わるノーコストアタック。使い切りの4(6)x2のアタックとしても使ってもいいし複製を増やしまくってイカサマや鋼の嵐とのコンボを狙うのもいい。アタックの中で成績は良いほうだが、やはりタイムイーターと心臓がきつめ。
ヒールフック
対象が脱力を得ている場合に追加のドローとエナジーを得るアタック。アイアンクラッドのドロップキックの脱力版。相手の脱力を維持できるならノーコストのドローカードとして機能するので終盤でもいい仕事をしてくれる。
一撃必殺
ダメージを受けるたびにコストが上昇するアタック。ダメージさえ受けていなければノーコストのアタックとして使える。速攻に使えるのでスレイバーズやグレムリンリーダー、レプトマンサーにも強い。高アセンションのジャイアントヘッドが苦手な模様。
串刺し
Xコストのアタック。十分にエナジーが残っていれば貴重な高火力アタックになる。エナジーレリックによって火力を伸ばせるので終盤になっても勝率はそれなりに良い。スライムボスにはかなり強い。
D
飛び膝蹴り
次のターンにエナジー1を得られるアタック。次のターン4エナジーで行動できるのは序盤ではかなりのアドバンテージ。しかし高アセンションの1層エリートとの相性は底まで良くない。これがないと回らないデッキは作るべきでないと思う。
はやぶさ斬り
攻撃と同時にドローができるアタック。ポンメルストライクと違ってアップグレードするとドロー枚数が増えずにダメージが大きく伸びる。ドローソースとしてもアタックとしても中途半端だからか、ダガースローの下位互換のような成績になってしまっている。
とどめの一撃
このターン使用したアタックの枚数に応じたダメージを与えるアタック。ナイフや終わりなき苦痛があるとダメージを伸ばしやすい。スライムボスにかなり有利であり、彼がボスにいる場合はこのカードを活かした構築を作ってもいいかもしれない。手数デッキの宿命としてタイムイーターと心臓に弱い。また、コレクターにも弱かったりする。
フレシェット
手札にあるスキルの数だけ威力が増加するスキル。デッキのシナジーがあまり作れない1層では使いづらい。スキル中心のデッキを作って初めて活きる。高アセンションの統計ではバイアスが掛かっている。
ハチの巣
5回攻撃のアタック。多段攻撃なので筋力や脱力の影響を受けやすいが、サイレントは筋力を上げる手段が乏しい。ラガヴーリンに非常に弱いのが痛い。思わぬところでシナジーができたりするので、そういった場合にピックしておく程度だろう。
窒息
カードをプレイするたびにHPを失わせるデバフを与えるアタック。このカードの発動後はなるべくプレイ枚数を稼ぎたいところだが、このカードのプレイに必要なコストが高く、思うように追加ダメージが伸びないことになりがち。
アンロード
アタック以外のカードをすべて捨てる追加効果を持つアタック。デメリット故か打点自体は高く、1層道中でもまあまあ活躍してくれる。レアなのでその1層道中で出にくい他、2層以降はデメリットが深刻になり、ほとんど不利がついてしまっている。1層でも使えなかったら文句なしのFランクだったと思う。
E
スライス
ノーコストのアタック。基本的に3エナジーしか持たない序盤ではそのまま手数の増加に繋がりやすい。しかし2層以降では有利な敵がほとんどいなくなる。単純に数値が低く、ナイフのように出力を上げる手段をほとんど持たないからだろうか。
不意打ち
脱力を与えるアタック。攻防一体のカードになるのは無力化と一緒。しかし火力が少ない上に脱力持続もアップグレードしないと短いので1層での性能もかなり低い。脱力にシナジーがあってアップグレード済を提示されてようやく選択肢に入るレベル。
腹裂き
捨て札した枚数だけコストが下がるアタック。コンボ前提のカードで、単体だと1コストあたりの威力がストライクと変わらないという有様。そもそものピック数がとても少なく、ほとんど完成したデッキに補完として入れるという程度の存在だろう。
スニーキーストライク
既にカードを捨て札にしていた場合はエナジーを得られるアタック。シナジーを組めていないうちはとにかく使いづらく、肝心の1層で不利がついてしまっている。商売道具などを引けた場合は使いやすくはなるのだが…。
グランドフィナーレ
山札が0枚の時のみ発動できる非常に尖ったアタック。ピック数自体も少なく、このカードの扱いがいかに難しいか分かる。高アセンションの統計では明らかにバイアスが掛かっている。Speedrunでは理論上最速を出せるカードで、デッキを5枚以下にした上でドローで何度も使い回せば1ターンに数百ものダメージを叩き込める。